脳化社会に生きる

【歴史の深層】渡来人が仕掛けた「日本人家畜化計画」

統治OSの正体「なぜ、今の日本はこんなに息苦しいのか?」 渡来人が仕掛けた罠 その答えは、戦後の歪みでも、現代の政治の良し悪しでもありません。実は今から1400年も前、大陸の戦乱から逃れてきた「渡来人」によって、日本列島へ強制的にインストー...
脳化社会に生きる

里山の崩壊と精神科世界一の日本──「アロハ」と「虫の音」に学ぶ、脳化社会の解毒作法

里山の崩壊がもたらしたものはじめに:言葉という「バカの壁」を越えて 皆さん、少し想像してみてください。もし私たちの辞書から「自然」という言葉が消えてしまったら、世界は一体どのように見えるでしょうか? 現代に生きる私たちは、コンクリートのビル...
脳化社会に生きる

なぜ魚の『ホッケ』は法華と書くのか? ―1308年の平和外交と、歴史から消された日持上人の咆哮

初期日蓮教団の深層と日持の真実「身体性」と「脳化」の相克から読み解く新たな歴史パラダイムはじめに 日蓮という「身体的カウンター」 日蓮入滅後の初期教団史は、長らく教義の解釈違いや血脈の正統争いという枠組みで語られてきました。 また、六老僧の...
脳化社会に生きる

新しいラプソディー 脳の「迷信」をステップで踏み越える、女性たちの生命(いのち)の賛歌

新しいラプソディー   脳の「偏見」をハックし、身体の「リズム」を肯定する脳が作り出した「穢れ」というバグ 今回取り上げるのは、比企大学三郎の女房へ送られた『大学三郎妻御返事(月水御書)』です。 当時の宗教界(脳化されたシステム)は、女性の...
脳化社会に生きる

いっそセレナーデ ― 脳の檻を溶かす日蓮の「慈愛の事実」

富木尼御前への咆哮:スペック(生産性)の檻を打ち破る「存在の全肯定」富木常忍の妻の弱った心に寄り添う日蓮信奉者には様々な人たちがおりました。富木常忍もその一人です。下総の守護千葉頼胤の家臣で、文筆を主業務とする官僚です。その妻へ(富木尼)に...
脳化社会に生きる

【脳化社会の脱出口】日蓮の咆哮、陽水の虚無——「賞罰」の檻からログアウトせよ

『外側からのジャッジ』に晒される現代人 現代社会という名の「脳化社会」に生きる私たちは、常に「外側からのジャッジ」に晒されています。他人の評価、出世、スペック、SNSの「いいね」……。これらはすべて、養老孟司先生が指摘する **「意味」だけ...
脳化社会に生きる

猫のゴロゴロの正体

脳の檻を食い破る「猫のゴロゴロ」「南無の振動」――なぜ猫は日蓮の咆哮に集うのか?猫のゴロゴロの正体は「唱題」だった これまで、拙ブログでは解剖学者・養老孟司先生の「脳の暴走」から生まれた「脳化社会」という視点を通して、ブッダの教えや日蓮の咆...
脳化社会に生きる

スマホ脳を解体する「南無+音」の正体 「南無」とは”参りました”の意味 養老孟司が語る身体の逆襲

「脳の檻」に閉じ込められた現代人と仏教の変質 現代社会は、養老孟司先生が指摘するように、都市もシステムも情報のネットワークも、すべてが脳の中の「意味」だけで完結する「脳化社会」の極致にあります。 スマホというデバイスを通じて、私たちは常に脳...
脳化社会に生きる

何にでも意味を求める現代人 生きるのは行きがかり

気がつけば口癖になっている「それ、意味あるの?」の正体「意味」を求めるバカタレ 私たちは毎日、一体どれほど多くの「意味」や「理由」を求められて生きているでしょうか。職場の会議では「その施策の費用対効果(ROI)は?」と詰められ、学校や就活で...
脳化社会に生きる

都市の「騒音バカタレ」と高齢者の「難聴」に隠された、脳化社会のワナ

盗まれた五感 世の中のやかましさ騒音バカタレの存在 みなさんは最近、街を歩いていて「なんだか世の中の音が雑になったな」とか、「人間の立てる音に品がなくなっている気がする」と、言葉にならない居心地の悪さを感じたことはありませんか? もしあなた...
脳化社会に生きる

「虚構の総理」に熱狂する国民――高市政権の誕生と、脳化社会の末期症状

大丈夫でない日本【本稿のハイライト】●「記号化された指導者」と国民の麻痺: 経歴詐称や米国追従という「不都合な現実(自然)」を脳からシャットアウトし、快適な物語だけを消費する現代の病理。●カルト侵食と「異常な忘却」の正体: 組織という冷え切...
脳化社会に生きる

クルーズ船の感染症はなぜ繰り返されるのか?──「お金で買える自然」というバカの壁と、脳化社会の病理

なぜ「万能感に投資する富裕層」が同じ失敗を繰り返すのか?豪華クルーズ船での集団感染 最近、また豪華クルーズ船での集団感染のニュースを見かけました。これを見るたびに、多くの人が「あれ?前も同じようなことなかったっけ?なんでまた?」と不思議に思...
脳化社会に生きる

【脳化社会の処方箋】スマホ脳と『バカの壁』を打ち破る、黒澤映画の「長回し」

「過剰なカット割り」に慣らされたバカの壁タイパを満足する現代人 これまで本連載では、「なぜ、現代社会はこんなにも息苦しいのか?」という問いを入り口に、養老孟司先生の「脳化社会」の正体を暴いてきました。 メディアにいた人間の目から見ても、現代...
脳化社会に生きる

脳化社会への野生の逆襲 ―― 井上陽水とわらべ歌という「脳の降伏(南無)」

「わらべ歌」は日本人の心のことば大切なことは言葉にならない 解剖学者・養老孟司先生の思想や、著書『大切なことは言葉にならない』などで語られる日本語論をベースに、「わらべ歌(童歌)」を「心のことば(感覚・自然)」として読み解きます。 養老先生...
脳化社会に生きる

リセットボタンで命を殺した罪:たまごっちが壊した日本人の身体性

失われた 30 年の正体:我々が失ったのは「経済」以上に「身体」だった。プロローグ 数字の裏に隠された**「感覚の退化」**「失われた 30 年」という言葉を聞いて、私たちが思い浮かべるのは、停滞する GDP、上がらない賃金、あるいはデフレ...
脳化社会に生きる

「タイパ」に震える君たちへ——『天才バカボン』が突きつける、脳をハックする劇薬。

「脳(意味)」に偏る現代人都市化(脳化)が生きづらさの根源 現代社会は、あまりにも「脳(意味)」に偏りすぎてはいないでしょうか。「ああすれば、こうなる」という予測、効率、論理。私たちは、脳が作り出した計算式の中に自分たちを閉じ込め、そこから...
脳化社会に生きる

宮沢賢治『雨ニモマケズ』と陽水的「ワカンナイ」の正体 手帳に隠された「脳と身体」の決戦

視覚的な感性が極めて鋭い**「目の作家」** 宮沢賢治日持上人の椴法華村を訪れたことでも知られる宮沢賢治を取り上げました。誰も知らない宮沢賢治の正体:「脳化」を拒否した「目の作家」法華経に殺されかけて脱出を図る  宮沢賢治。誰もが知る「雨ニ...
脳化社会に生きる

【幕間連載】脳化社会の脱出口④ ―― 三毛猫師匠と聴く、井上陽水の「非意味」の世界

【脳内に再生される自然】言葉(記号)を超えた感覚が、脳の中に失われたはずの **「日本の原風景(身体的記憶)」** を呼び覚ます。『少年時代』 記憶という名の「脳内風景」と、失われた「身体感覚」**「風あざみ」** **「宵かがり」**とい...
脳化社会に生きる

【幕間連載】脳化社会の脱出口 ③ ―― 三毛猫師匠と聴く、井上陽水の「非意味」の世界

井上陽水の歌詞第三弾は、 **【情報の海と実存の乖離】** という非常に重要なプロセスを象徴する曲をご紹介します。 私たちは、テレビから流れる「意味(情報)」に脳は反応しますが、身体は「雨」や「命の終わり」という抗えない現実に直面しているこ...
脳化社会に生きる

【幕間連載】脳化社会の脱出口 ② ―― 三毛猫師匠と聴く、井上陽水の「非意味」の世界

井上陽水の歌詞第二弾は、 **「意味の檻」を突き抜ける、身体の微細な変化、「意味を捨てて身体に戻る」** という非常に重要なプロセスを象徴する曲をご紹介します。『たいくつ』 ―「意味」を拒絶する身体的違和感つめがのびている 親指が特に 脳は...
脳化社会に生きる

【幕間連載】脳化社会の脱出口 ① ―― 三毛猫師匠と聴く、井上陽水の「非意味」の世界

脳化システムの限界と崩壊 第2章でブッダと共に **「脳の檻」** をじっと眺めてきましたが、皆さん、少し頭が重くなっていませんか?(笑)**「脳化社会」** だの **「情報の家畜」** だの、理屈で理解しようとすればするほど、私たちの脳...
脳化社会に生きる

釈尊が観た「脳のからくり」― 改竄された仏典と「脳化創作」の大乗仏教

信仰という名の思考停止―仏教に逆転現象が起こる釈尊滅後の腐敗、神格化、教えの改竄 釈尊がこの世を去った後、仏教の歴史には 皮肉な逆転現象 が起こりました。 特に、日本で広く親しまれている「大乗経典」は、養老流に言えば **「脳化(理屈)の権...
脳化社会に生きる

釈尊が観た「脳のからくり」―仏教とは、「自分の脳に騙されるな」という教え

森という非意味の世界へ唯一、ログアウトを提唱した釈尊 この巨大な脳化の流れに対し、唯一、根本的な「ログアウト」を提唱したのが釈尊(ブッダ)でした。中村元先生は、ブッダが当時の外面的な宗教儀礼やカースト制度を徹底して否定した姿を強調されていま...
脳化社会に生きる

釈尊が観た「脳のからくり」― 貨幣の誕生と「脳化」の暴走 ソクラテスと孔子の「誤算」

記号に支配される人類の始まり ソクラテス、孔子、そして釈尊が登場 約2500年前、人類史に「枢軸時代」と呼ばれる劇的な転換点が訪れました。世界中で同時多発的にソクラテス、孔子、そして釈尊といった聖賢が現れたのです。なぜこの時代だったのか。 ...
脳化社会に生きる

なぜ、現代社会は息苦しいのか――情報の家畜 ―― 脳にハックされた現実

スマホ病-情報の家畜現代の私たちは、朝から晩までスマホを手放せません。指先一つで世界中のニュースを知り、知りたいことはAIが即座に答えてくれる。一見、万能感に満ちた生活ですが、養老孟司先生はこうした状態を、痛烈な言葉で表現されています。それ...
脳化社会に生きる

なぜ、現代社会は息苦しいのか――貨幣の誕生と「脳」の暴走 ―― “同じ”という幻想

現代の「息苦しさ」の正体 ―― 猫に小判私は、共に暮らす愛猫に、敬意を込めて「三毛猫師匠」という称号を贈っています。ある日、師匠に「いつもいろいろ教えてくれてありがとう」と、副賞のつもりで一万円札を差し出してみたことがあります。師匠はどうし...
脳化社会に生きる

なぜ、現代社会は息苦しいのか――脳化社会という檻(養老孟司「最後の宿題」への回答)

現代の「息苦しさ」の正体 ―― 脳化社会という檻「最近、どうも息苦しい」そう感じたことはないでしょうか。ふと気づくと呼吸が浅くなっている。夜、布団に入っても脳が昂ぶり、なかなか寝付けない。あるいは、地面を踏みしめているはずの「足の裏の感覚」...
脳化社会に生きる

なぜ、現代社会は息苦しいのか? 養老孟司 最後の宿題

【本稿のハイライト】・「脳化社会(都市化)」vs「身体の免疫」:現代の息苦しさを「脳の暴走」と定義し、その処方箋を「免疫(自然)」に見出す独自の対比構造。・「情報の家畜」から「宇宙の実験場」へ:ネットやカルトに踊らされる現状を、宇宙規模の「...
脳化社会に生きる

脳化社会に生きるを連載中です!

なぜ、現代社会は息苦しいのかをテーマに養老思想から読み解いています。
養老思想から読み解くブッダの教え

釈尊の遺言(後編・完)

㊿ 依法不依人「法に依(よ)って人に依らざれ」旅の最後は北に向かった 80歳になった釈尊は北の方へ向かって旅をしたとされ、何故北の方へ向かったのか、中村元先生は、次の様に解説している。【中村】「人間やっぱり歳を取ってきますと、生まれ故郷のこ...
養老思想から読み解くブッダの教え

釈尊の遺言(後編・完)

㊿ 依法不依人「法に依(よ)って人に依らざれ」旅の最後は北に向かった 80歳になった釈尊は北の方へ向かって旅をしたとされ、何故北の方へ向かったのか、中村元先生は、次の様に解説している。【中村】「人間やっぱり歳を取ってきますと、生まれ故郷のこ...
養老思想から読み解くブッダの教え

釈尊の遺言(前編)

㊾ 慈悲(慈しみの心、思いやりの心)2500年前の叡智 おかげまで、拙ブログも50記事を数えるまでになった。お読みいただいた皆様には深く感謝申し上げたい。 拙ブログは、養老思想「唯脳論」という脳科学から釈尊の教えを読み解いているが、今回から...
養老思想から読み解くブッダの教え

くぅちゃんのこと

㊽ 24時間だけの飼い主より くぅちゃんのこといのちとは虹の橋を渡ってから2年…はっぴーさんが見つけ獣医へ救急搬送されたくぅちゃん🐈初めて飼い主が出来て24時間見守られ虹の橋を渡りました。一日だけ飼い主になったことが綴られています。いのちの...
養老思想から読み解くブッダの教え

仏教には「神」と「自分」の考えはない

㊼ 釈尊は西洋的な倫理観を説かず (植木雅俊) 人間は神が作ったもので、その人間と対峙する「自然」は、人間が支配するものであるという西洋思想がいつの間にか日本社会にもまん延してしまった感じがする。だから、どんどん自然を破壊し人工物を作り続け...
養老思想から読み解くブッダの教え

生まれではなく、行い

㊻ 世界で最初に「平等」を説いた釈尊『平等』は仏教から生まれた言葉 今回も、植木雅俊先生の「仏教、本当の教え」(中央新書)を中心に書いて行きたい。いまの我々日本人は、この「平等」と言う言葉を聞いても違和感なく当たり前に感じると思うが、実は、...
養老思想から読み解くブッダの教え

占い、迷信を否定した釈尊

㊺ 仏教、本当の教え迷信・ドグマの排除 前稿「魂」の感想を有難くも、アップ早々に何人かの方からいただいた。その方々に、次は今記事の「占い、迷信を否定した釈尊」を予定している旨お伝えすると、お一人から「釈尊が占いを否定していたとは知りませんで...
養老思想から読み解くブッダの教え

「魂」を考え出し矛盾を調整

㊹ 魂説で納得していた日本人欧米化で変貌する日本人 前稿までは、現代人は脳で考え出したモノを形にし人工物とバーチャル、つまり自然を嫌い排除した脳が化けた社会の中で暮らしていると書いた。その結果、花鳥風月に触れることもないないから五感(感覚)...
養老思想から読み解くブッダの教え

「自分」とはナビの矢印

㊸ 「自分」とはナビの矢印にすぎない個性発揮のウソ 前拙稿は「個人主義と子供の自殺」を取り上げた。日本人は仏教伝来以降、仏教思想を根本に暮らして来たので、仏教の基本的な考え方である「縁起」(すべての存在は、無数の縁によって結ばれており、ずっ...
養老思想から読み解くブッダの教え

個人主義と子供の自殺

㊷ 西洋の個人主義化する日本人オレが!オレが!の人たち 最近は、SNSを見ていても”オレの主義はこれだ”、”オレの考えとは違う”、”オレの考えと近い”など”オレが!オレが!”という自己主張の人が目立つ。 それは個人というものが存在すると思っ...
養老思想から読み解くブッダの教え

人が死なない団地

㊶飛び降り自殺をする人が絶えない過去に死ななかった人はいない【養老】「これだけは間違いない。過去に死ななかった人はいません。人生の最終解答は『死ぬこと』だということです。私がまだ東大の解剖教室にいた頃の話です。 自殺の名所といわれる団地が都...
養老思想から読み解くブッダの教え

成田発言に養老先生が喝!!

㊵ 今だけ、カネだけ、自分だけの現代人「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」(成田悠輔) こんな過激な主張の発言者は、経済学者で米イェール大学助教授の成田悠輔氏(38)。東大時代、きわめて優秀な卒業論文に与えら...
養老思想から読み解くブッダの教え

介護は社会全体で対応すべき

㊴ボケは当人の問題ではなく介護の問題 前稿の続きで、「死の壁」から介護と死について取り上げる。ボケて困るのは本人ではない【養老】「老醜うんぬんというのはあくまでも他人が見ての話で、当人の問題ではありません。講演でボケ問題について語ってくれと...
養老思想から読み解くブッダの教え

老醜(ボケ) 誰もが日々変わっている

㊳あともどり出来ない 前稿に続き、養老孟司先生の死の壁「終章-死と人事異動」の続きを書きたい。老醜〔ボケ〕についての養老先生の見解老醜とは何か【養老】「『ボケてまで長生きしたくない』ということを言う方がいます。老醜を晒したくない、というタイ...
養老思想から読み解くブッダの教え

死とは 死の恐怖は存在しない

㊲人生の最終回答 いよいよ「死」について取り上げるが、今回は養老孟司先生の著書「死の壁」を中心に、釈尊のことばを引用しながら書いて行きたい。「死」という人生の最終回答を書くので、何回かにわたるがお付き合いいただければ幸いである。思春期に「死...
養老思想から読み解くブッダの教え

子育てで一番大事な事

㊱ 子育ては無意味なものに触れさせている事が大切 子育てについて、養老孟司先生へのインタビュー記事があるので紹介したい。掲載に当たっては、株式会社マイエスの安倍様から転載許可をいただいたので感謝申し上げる。イデーモンテッソーリ特別企画のタイ...
養老思想から読み解くブッダの教え

生きるとは やっぱりお釈迦様は偉い。養老孟司

㉟ 人はなぜ生きるのか?人それぞれだが 人はなぜ生きるか。こう訊かれると、すぐにいいたくなる。そりゃ、人によって違うでしょうが。お金のため、名誉のため、権力のため。人生の動機はこれに尽きる。そう考える人もある。 それなら男女はどうなる、家族...
養老思想から読み解くブッダの教え

意識とは何か 思い込んだ瞬間に脳は騙される

㉞ 意識も脳構造の単なる機能 これまで、釈尊の教えを養老孟司先生の解説から読み解いてきたが、「意識」について、もう少しわかりやすく説明して欲しいとの声をいただいたので、「意識」についておさらいを書きたい。意識とは何か?辞書を見ると、「自分が...
養老思想から読み解くブッダの教え

北枕のウソ!

㉝ インドの人は北枕で寝ている 私が勤め人時代に海外担当部署にいたインド人に、「日本人は北枕じゃなく、良くない南枕にして寝てるよね」と言われ、初めて「北枕伝説」のデタラメを知ったものだ。ご存じの通り、北枕とは北の方角に枕を置いて眠ることを指...
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脳化社会とはあなた ― 陽水の「海へ来なさい」は招待状

㉜ 人工物の都市で暮らす あなた のことです。脳化社会とはこの世にあるモノは全て、脳で考え出された世界【養老】「都市化するということは自然を排除するということです。脳で考えたものを具体的に形にしたものが都市です。自然はその反対側に位置してい...
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5歳に起こる「交換」 失敗すると自己中の大人になる

㉛ 「同じ」=「交換」=「相手の立場に立つ」 気が付いていない、五歳時の脳の変化 拙稿は「貨幣の誕生と「知」の爆発」からスタートした。人類も動物も「意識」と「感覚(五感)」の生き物だが、人類の方が動物ほど「感覚(五感)」が優れてないから、代...
養老思想から読み解くブッダの教え

アート(芸術)は生活ストレスの解毒剤

㉚ 「世界に一つだけの花」がヒットする当然でない社会 前拙稿は「28.意味づけする現代人」として、何に関しても人生にまでも「意味づけ」する現代人に養老先生は警鐘を鳴らされていることを書いた。その中で、「世界に一つだけの花」は当然をわざわざ歌...
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ペットロス(愛する家族を失う)

㉘ 養老先生がアドバイス『ペットロス(家族を失う悲しみ)』からの“唯一の脱却法”養老孟司先生がご自身の体験と脳科学から解説します。「猫は”ものさし”」「猫のように生きる」と書いてきたが、今回はペットロスについて、脳科学の第一人者である養老先...
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猫のように生きよう 養老先生指南

㉗ 人間だけが持つ「執着心」 猫のように生きる大切さ(釈尊の説く執着心を捨てる)を養老先生が解説する。 前拙稿、「猫は”ものさし”」と題して、猫は生きるうえで大切な本質や、これさえあれば大丈夫という基準を見失うこともないく、それゆえ猫は、人...
養老思想から読み解くブッダの教え

猫は人生の”ものさし” 養老先生指南

㉖ 人間が猫を愛する理由猫を通して自分の日々の暮らしが見えて来る 前稿「アロハ(ALOHA)」では、アロハには挨拶以外にもたくさんの深い意味があることを書いた。 その中で「古代ポリネシアでは、挨拶する時にお互いの額と鼻を合わせ、鼻から大きく...
養老思想から読み解くブッダの教え

アロハ(ALOHA) に深い意味がある

㉕ アロハは挨拶だけではない。 前稿の「ハワイ」では、ハワイの人たちから我々人間も自然界の一部だということを学び、日本人の多くが一神教の西洋化を当たり前に取り入れ、すっかり自然を嫌う生き方になっていることを反省させられるものとなった。アロハ...
養老思想から読み解くブッダの教え

ハワイ♪ には「自然」という言葉がない

㉔ 我々も自然であることを忘れた現代人 我々も自然の一部だと自覚すること。 前稿では、自然に触れて失った感覚を取り戻すことが幸せのコツだと養老先生の解説に学んだ。さて、この「自然」の定義だが、養老先生によると「人間によって手を加えられていな...
養老思想から読み解くブッダの教え

幸福を願えば不幸になる?

㉓ 幸せになりたい=今の自分は惨めで不幸だ これまで、「人間はどう生きるべきか」を釈尊の教えを集めた原始仏典をもとに中村元先生の解説と関連する養老孟司先生の言葉や動画を引用し書いてきたが、その根底にあるものは、この世界で、”人として、たもつ...
養老思想から読み解くブッダの教え

釈尊が説いた社会人の五戒

㉒ 五つの戒め一切の生きとし生けるもの幸いであれ。安穏であれ。安楽であれ。  前稿までは、仏教が説く慈悲の理想として、人間はどう生きるべきか、について、夫婦、家族、労使、友人など身近な倫理について取り上げてきた。 今回は、さらに人間は単に家...
養老思想から読み解くブッダの教え

友人とは どんな時でも友である人

㉑ 信頼は最高の知己であり本当の友人、偽りの友人(中村元/文庫本『ブッダの真理のことば』p331) 事がおこったときに、友だちのあるのは楽しい。(大きかろうとも、小さかろうとも)、どんなことにでも満足するのは楽しい。善いことをしておけば、命...
養老思想から読み解くブッダの教え

仕事とは、社会に空いた穴を埋めること

⑳ 使用人のつとめ雇用主は使用人に尊敬と愛情を持ち接しよ自分に合った仕事があるはずだなんて、ふざけたことを考えるんじゃない。(養老孟司) 前回は雇用主のつとめを書いたが、今度は使われている人のつとめを次の五つ説かれているので、中村先生の解説...
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