釈尊

脳化社会に生きる

スマホ脳を解体する「南無」の衝撃 ―日蓮、陽水の咆哮(緊急アラート)と養老孟司が語る身体の逆襲

「脳の檻」に閉じ込められた現代人と仏教の変質 現代社会は、養老孟司先生が指摘するように、都市もシステムも情報のネットワークも、すべてが脳の中の「意味」だけで完結する **「脳化社会」** の極致にあります。 スマホというデバイスを通じて、私...
脳化社会に生きる

第2章②:釈尊が観た「脳のからくり」―仏教とは、「自分の脳に騙されるな」という教え

森という非意味の世界へ唯一、ログアウトを提唱した釈尊 この巨大な脳化の流れに対し、唯一、根本的な「ログアウト」を提唱したのが釈尊(ブッダ)でした。中村元先生は、ブッダが当時の外面的な宗教儀礼やカースト制度を徹底して否定した姿を強調されていま...
脳化社会に生きる

第2章①:釈尊が観た「脳のからくり」― 貨幣の誕生と「脳化」の暴走 ソクラテスと孔子の「誤算」

記号に支配される人類の始まり ソクラテス、孔子、そして釈尊が登場 約2500年前、人類史に「枢軸時代」と呼ばれる劇的な転換点が訪れました。世界中で同時多発的にソクラテス、孔子、そして釈尊といった聖賢が現れたのです。なぜこの時代だったのか。 ...
脳化社会に生きる

なぜ、現代社会は息苦しいのか? 養老孟司 最後の宿題

【本稿のハイライト】・「脳化社会(都市化)」vs「身体の免疫」:現代の息苦しさを「脳の暴走」と定義し、その処方箋を「免疫(自然)」に見出す独自の対比構造。・「情報の家畜」から「宇宙の実験場」へ:ネットやカルトに踊らされる現状を、宇宙規模の「...
養老思想から読み解くブッダの教え

釈尊の遺言(後編・完)

㊿ 依法不依人「法に依(よ)って人に依らざれ」旅の最後は北に向かった 80歳になった釈尊は北の方へ向かって旅をしたとされ、何故北の方へ向かったのか、中村元先生は、次の様に解説している。【中村】「人間やっぱり歳を取ってきますと、生まれ故郷のこ...
養老思想から読み解くブッダの教え

仏教には「神」と「自分」の考えはない

㊼ 釈尊は西洋的な倫理観を説かず (植木雅俊) 人間は神が作ったもので、その人間と対峙する「自然」は、人間が支配するものであるという西洋思想がいつの間にか日本社会にもまん延してしまった感じがする。だから、どんどん自然を破壊し人工物を作り続け...
養老思想から読み解くブッダの教え

生まれではなく、行い

㊻ 世界で最初に「平等」を説いた釈尊『平等』は仏教から生まれた言葉 今回も、植木雅俊先生の「仏教、本当の教え」(中央新書)を中心に書いて行きたい。いまの我々日本人は、この「平等」と言う言葉を聞いても違和感なく当たり前に感じると思うが、実は、...
養老思想から読み解くブッダの教え

介護は社会全体で対応すべき

㊴ボケは当人の問題ではなく介護の問題 前稿の続きで、「死の壁」から介護と死について取り上げる。ボケて困るのは本人ではない【養老】「老醜うんぬんというのはあくまでも他人が見ての話で、当人の問題ではありません。講演でボケ問題について語ってくれと...
養老思想から読み解くブッダの教え

老醜(ボケ) 誰もが日々変わっている

㊳あともどり出来ない 前稿に続き、養老孟司先生の死の壁「終章-死と人事異動」の続きを書きたい。老醜〔ボケ〕についての養老先生の見解老醜とは何か【養老】「『ボケてまで長生きしたくない』ということを言う方がいます。老醜を晒したくない、というタイ...
養老思想から読み解くブッダの教え

死とは 死の恐怖は存在しない

㊲人生の最終回答 いよいよ「死」について取り上げるが、今回は養老孟司先生の著書「死の壁」を中心に、釈尊のことばを引用しながら書いて行きたい。「死」という人生の最終回答を書くので、何回かにわたるがお付き合いいただければ幸いである。思春期に「死...
養老思想から読み解くブッダの教え

子育てで一番大事な事

㊱ 子育ては無意味なものに触れさせている事が大切 子育てについて、養老孟司先生へのインタビュー記事があるので紹介したい。掲載に当たっては、株式会社マイエスの安倍様から転載許可をいただいたので感謝申し上げる。イデーモンテッソーリ特別企画のタイ...
養老思想から読み解くブッダの教え

生きるとは やっぱりお釈迦様は偉い。養老孟司

㉟ 人はなぜ生きるのか?人それぞれだが 人はなぜ生きるか。こう訊かれると、すぐにいいたくなる。そりゃ、人によって違うでしょうが。お金のため、名誉のため、権力のため。人生の動機はこれに尽きる。そう考える人もある。 それなら男女はどうなる、家族...
養老思想から読み解くブッダの教え

意識とは何か 思い込んだ瞬間に脳は騙される

㉞ 意識も脳構造の単なる機能 これまで、釈尊の教えを養老孟司先生の解説から読み解いてきたが、「意識」について、もう少しわかりやすく説明して欲しいとの声をいただいたので、「意識」についておさらいを書きたい。意識とは何か?辞書を見ると、「自分が...
養老思想から読み解くブッダの教え

ペットロス(愛する家族を失う)

㉘ 養老先生がアドバイス『ペットロス(家族を失う悲しみ)』からの“唯一の脱却法”養老孟司先生がご自身の体験と脳科学から解説します。「猫は”ものさし”」「猫のように生きる」と書いてきたが、今回はペットロスについて、脳科学の第一人者である養老先...
養老思想から読み解くブッダの教え

同じ「イコール(=)」は平等か?

⑪ 同じ「イコール(=)」は平等ではなく彷徨い ここまでの拙稿をおさらいすると、2500年前に「知」の爆発が起こり世界各地に釈尊、ソクラテス、孔子など思想哲学者が登場した。それはその少し前に人類は貨幣を発明したことで、それまでの物々交換から...
養老思想から読み解くブッダの教え

貨幣の誕生と「知」の爆発

② 2500年前に「知」の大爆発が起こる現代人になってからまだ20万年-2500年余り前に貨幣を発明 養老先生によると現代人たるホモ・サピエンスが登場して20万年という。洞窟に住んでいた人類は道具を操り、言語も発する様になった。そして、人類...
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