脳化社会

脳化社会に生きる

クルーズ船の感染症はなぜ繰り返されるのか?──「お金で買える自然」というバカの壁と、脳化社会の病理

なぜ「万能感に投資する富裕層」が同じ失敗を繰り返すのか?豪華クルーズ船での集団感染 最近、また豪華クルーズ船での集団感染のニュースを見かけました。これを見るたびに、多くの人が「あれ?前も同じようなことなかったっけ?なんでまた?」と不思議に思...
脳化社会に生きる

【脳化社会の処方箋】スマホ脳と『バカの壁』を打ち破る、黒澤映画の「長回し」

「過剰なカット割り」に慣らされたバカの壁タイパを満足する現代人 これまで本連載では、「なぜ、現代社会はこんなにも息苦しいのか?」という問いを入り口に、養老孟司先生の「脳化社会」の正体を暴いてきました。 メディアにいた人間の目から見ても、現代...
脳化社会に生きる

脳化社会への野生の逆襲 ―― 井上陽水とわらべ歌という「脳の降伏(南無)」

「わらべ歌」は日本人の心のことば大切なことは言葉にならない 解剖学者・養老孟司先生の思想や、著書『大切なことは言葉にならない』などで語られる日本語論をベースに、「わらべ歌(童歌)」を「心のことば(感覚・自然)」として読み解きます。 養老先生...
脳化社会に生きる

新しいラプソディー 脳の「迷信」をステップで踏み越える、女性たちの生命(いのち)の賛歌

新しいラプソディー   脳の「偏見」をハックし、身体の「リズム」を肯定する脳が作り出した「穢れ」というバグ 今回取り上げるのは、比企大学三郎の女房へ送られた『大学三郎妻御返事(月水御書)』です。 当時の宗教界(脳化されたシステム)は、女性の...
脳化社会に生きる

スマホ脳を解体する「南無」の衝撃 ―日蓮、陽水の咆哮(緊急アラート)と養老孟司が語る身体の逆襲

「脳の檻」に閉じ込められた現代人と仏教の変質 現代社会は、養老孟司先生が指摘するように、都市もシステムも情報のネットワークも、すべてが脳の中の「意味」だけで完結する **「脳化社会」** の極致にあります。 スマホというデバイスを通じて、私...
脳化社会に生きる

なぜ、現代社会は息苦しいのか――第1章①:脳化社会という檻(養老孟司「最後の宿題」への回答)

第1章①:現代の「息苦しさ」の正体 ―― 脳化社会という檻「最近、どうも息苦しい」そう感じたことはないでしょうか。ふと気づくと呼吸が浅くなっている。夜、布団に入っても脳が昂ぶり、なかなか寝付けない。あるいは、地面を踏みしめているはずの「足の...
脳化社会に生きる

なぜ、現代社会は息苦しいのか? 養老孟司 最後の宿題

【本稿のハイライト】・「脳化社会(都市化)」vs「身体の免疫」:現代の息苦しさを「脳の暴走」と定義し、その処方箋を「免疫(自然)」に見出す独自の対比構造。・「情報の家畜」から「宇宙の実験場」へ:ネットやカルトに踊らされる現状を、宇宙規模の「...
養老思想から読み解くブッダの教え

「魂」を考え出し矛盾を調整

㊹ 魂説で納得していた日本人欧米化で変貌する日本人 前稿までは、現代人は脳で考え出したモノを形にし人工物とバーチャル、つまり自然を嫌い排除した脳が化けた社会の中で暮らしていると書いた。その結果、花鳥風月に触れることもないないから五感(感覚)...
養老思想から読み解くブッダの教え

意識とは何か 思い込んだ瞬間に脳は騙される

㉞ 意識も脳構造の単なる機能 これまで、釈尊の教えを養老孟司先生の解説から読み解いてきたが、「意識」について、もう少しわかりやすく説明して欲しいとの声をいただいたので、「意識」についておさらいを書きたい。意識とは何か?辞書を見ると、「自分が...
養老思想から読み解くブッダの教え

脳化社会とはあなた ― 陽水の「海へ来なさい」は招待状

㉜ 人工物の都市で暮らす あなた のことです。脳化社会とはこの世にあるモノは全て、脳で考え出された世界【養老】「都市化するということは自然を排除するということです。脳で考えたものを具体的に形にしたものが都市です。自然はその反対側に位置してい...
養老思想から読み解くブッダの教え

アート(芸術)は生活ストレスの解毒剤

㉚ 「世界に一つだけの花」がヒットする当然でない社会 前拙稿は「28.意味づけする現代人」として、何に関しても人生にまでも「意味づけ」する現代人に養老先生は警鐘を鳴らされていることを書いた。その中で、「世界に一つだけの花」は当然をわざわざ歌...
養老思想から読み解くブッダの教え

何にでも意味を求める現代人 生きるのは行きがかり

㉙ 『理由のあるもの』『意味のあるもの』しか認めない 「これは何の意味があるんだ?」「意味ないじゃん」と職場や組織、学校、友達の間、家庭でも聞かれる言葉だろう。養老先生は、著書や講演で、必ず「都会は意味で満ちている」と言う表現をする。その反...
養老思想から読み解くブッダの教え

ペットロス(愛する家族を失う)

㉘ 養老先生がアドバイス『ペットロス(家族を失う悲しみ)』からの“唯一の脱却法”養老孟司先生がご自身の体験と脳科学から解説します。「猫は”ものさし”」「猫のように生きる」と書いてきたが、今回はペットロスについて、脳科学の第一人者である養老先...
養老思想から読み解くブッダの教え

猫は人生の”ものさし” 養老先生指南

㉖ 人間が猫を愛する理由猫を通して自分の日々の暮らしが見えて来る 前稿「アロハ(ALOHA)」では、アロハには挨拶以外にもたくさんの深い意味があることを書いた。 その中で「古代ポリネシアでは、挨拶する時にお互いの額と鼻を合わせ、鼻から大きく...
養老思想から読み解くブッダの教え

ハワイ♪ には「自然」という言葉がない

㉔ 我々も自然であることを忘れた現代人 我々も自然の一部だと自覚すること。 前稿では、自然に触れて失った感覚を取り戻すことが幸せのコツだと養老先生の解説に学んだ。さて、この「自然」の定義だが、養老先生によると「人間によって手を加えられていな...
養老思想から読み解くブッダの教え

幸福を願えば不幸になる?

㉓ 幸せになりたい=今の自分は惨めで不幸だ これまで、「人間はどう生きるべきか」を釈尊の教えを集めた原始仏典をもとに中村元先生の解説と関連する養老孟司先生の言葉や動画を引用し書いてきたが、その根底にあるものは、この世界で、”人として、たもつ...
養老思想から読み解くブッダの教え

貨幣の誕生と「知」の爆発

② 2500年前に「知」の大爆発が起こる現代人になってからまだ20万年-2500年余り前に貨幣を発明 養老先生によると現代人たるホモ・サピエンスが登場して20万年という。洞窟に住んでいた人類は道具を操り、言語も発する様になった。そして、人類...
養老思想から読み解くブッダの教え

新【はじめに】

【このブログの主旨】脳の檻を抜け出し、身体の野性を取り戻す「最近、どうも息苦しい」と感じていませんか?それは、あなたの心が弱いからではなく、人類が20万年かけて築き上げた「脳化社会(理屈の世界)」が行き止まりに達しているサインかもしれません...
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