井上陽水

脳化社会に生きる

なぜ魚の『ホッケ』は法華と書くのか? ―1308年の平和外交と、歴史から消された日持上人の咆哮

初期日蓮教団の深層と日持の真実「身体性」と「脳化」の相克から読み解く新たな歴史パラダイムはじめに 日蓮という「身体的カウンター」 日蓮入滅後の初期教団史は、長らく教義の解釈違いや血脈の正統争いという枠組みで語られてきました。 また、六老僧の...
脳化社会に生きる

新しいラプソディー 脳の「迷信」をステップで踏み越える、女性たちの生命(いのち)の賛歌

新しいラプソディー   脳の「偏見」をハックし、身体の「リズム」を肯定する脳が作り出した「穢れ」というバグ 今回取り上げるのは、比企大学三郎の女房へ送られた『大学三郎妻御返事(月水御書)』です。 当時の宗教界(脳化されたシステム)は、女性の...
脳化社会に生きる

いっそセレナーデ ― 脳の檻を溶かす日蓮の「慈愛の事実」

富木尼御前への咆哮:スペック(生産性)の檻を打ち破る「存在の全肯定」富木常忍の妻の弱った心に寄り添う日蓮信奉者には様々な人たちがおりました。富木常忍もその一人です。下総の守護千葉頼胤の家臣で、文筆を主業務とする官僚です。その妻へ(富木尼)に...
脳化社会に生きる

猫のゴロゴロの正体

脳の檻を食い破る「猫のゴロゴロ」「南無の振動」――なぜ猫は日蓮の咆哮に集うのか?猫のゴロゴロの正体は「唱題」だった これまで、拙ブログでは解剖学者・養老孟司先生の「脳の暴走」から生まれた「脳化社会」という視点を通して、ブッダの教えや日蓮の咆...
脳化社会に生きる

何にでも意味を求める現代人 生きるのは行きがかり

気がつけば口癖になっている「それ、意味あるの?」の正体「意味」を求めるバカタレ 私たちは毎日、一体どれほど多くの「意味」や「理由」を求められて生きているでしょうか。職場の会議では「その施策の費用対効果(ROI)は?」と詰められ、学校や就活で...
脳化社会に生きる

脳化社会への野生の逆襲 ―― 井上陽水とわらべ歌という「脳の降伏(南無)」

「わらべ歌」は日本人の心のことば大切なことは言葉にならない 解剖学者・養老孟司先生の思想や、著書『大切なことは言葉にならない』などで語られる日本語論をベースに、「わらべ歌(童歌)」を「心のことば(感覚・自然)」として読み解きます。 養老先生...
脳化社会に生きる

宮沢賢治『雨ニモマケズ』と陽水的「ワカンナイ」の正体 手帳に隠された「脳と身体」の決戦

視覚的な感性が極めて鋭い**「目の作家」** 宮沢賢治日持上人の椴法華村を訪れたことでも知られる宮沢賢治を取り上げました。誰も知らない宮沢賢治の正体:「脳化」を拒否した「目の作家」法華経に殺されかけて脱出を図る  宮沢賢治。誰もが知る「雨ニ...
脳化社会に生きる

【幕間連載】脳化社会の脱出口④ ―― 三毛猫師匠と聴く、井上陽水の「非意味」の世界

【脳内に再生される自然】言葉(記号)を超えた感覚が、脳の中に失われたはずの **「日本の原風景(身体的記憶)」** を呼び覚ます。『少年時代』 記憶という名の「脳内風景」と、失われた「身体感覚」**「風あざみ」** **「宵かがり」**とい...
脳化社会に生きる

【幕間連載】脳化社会の脱出口 ② ―― 三毛猫師匠と聴く、井上陽水の「非意味」の世界

井上陽水の歌詞第二弾は、 **「意味の檻」を突き抜ける、身体の微細な変化、「意味を捨てて身体に戻る」** という非常に重要なプロセスを象徴する曲をご紹介します。『たいくつ』 ―「意味」を拒絶する身体的違和感つめがのびている 親指が特に 脳は...
脳化社会に生きる

【幕間連載】脳化社会の脱出口 ① ―― 三毛猫師匠と聴く、井上陽水の「非意味」の世界

脳化システムの限界と崩壊 第2章でブッダと共に **「脳の檻」** をじっと眺めてきましたが、皆さん、少し頭が重くなっていませんか?(笑)**「脳化社会」** だの **「情報の家畜」** だの、理屈で理解しようとすればするほど、私たちの脳...
養老思想から読み解くブッダの教え

「自分」とはナビの矢印

㊸ 「自分」とはナビの矢印にすぎない個性発揮のウソ 前拙稿は「個人主義と子供の自殺」を取り上げた。日本人は仏教伝来以降、仏教思想を根本に暮らして来たので、仏教の基本的な考え方である「縁起」(すべての存在は、無数の縁によって結ばれており、ずっ...
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