養老思想から読み解くブッダの教え

釈尊が説いた人生の幸福 -自分の体が分からない/養老孟司

⑫ こよなき幸せ-スッタニパータ 人生の幸福とは何であるか?「スッタニパータ」という釈尊の教えを集めた原始仏典には、「こよなき幸せ」という一節で根本の原則が纏められており、その中から現代の我々が参考とすべきものを紹介したい。<こよなき幸せ>...
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同じ「イコール(=)」は平等か?

⑪ 同じ「イコール(=)」は平等ではなく彷徨い ここまでの拙稿をおさらいすると、2500年前に「知」の爆発が起こり世界各地に釈尊、ソクラテス、孔子など思想哲学者が登場した。それはその少し前に人類は貨幣を発明したことで、それまでの物々交換から...
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縁起 – 網の目の如く互いに結ばれている

⑩ 縁起とは網の目の如く互いに結ばれていること 前稿「土から生まれ土に還る- なぜ他人を愛すべきか」で、中村先生の解説を通し、「お互いに目に見えない因果の網によってしっかりと結び合っている、いわば運命の共同があるわけです。」と学んだ。仏教で...
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土から生まれ土に還る

⑨ なぜ他人を愛するのか 釈尊が主張した、何ゆえに 人は他人を愛すべきであるか、他人と気持をともにすべきなのか、について、中村先生の解説では、人は何人といえども自己を愛している、また自己を愛さなければならない「自己を愛するということが、まず...
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慈悲の理想を実践 ガンジーからキングへ

⑧ 無傷害を楽しむ 前回の拙稿では、慈悲の徳について、仏典「スッタニパータ」の中の「慈しみ」をもとに個々人の備えるべき「徳」とは何かを中村元先生の講義をもとに書いた。 植木雅俊先生がサンスクリット語原典から現代語訳された法華経に登場する常不...
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慈悲の徳 一切の生きとし生けるものを愛すべき

⑦ 一切の生きとし生けるもの幸いであれ まず、「徳」とは何かを考えると、一般的には、「人徳」と言われるように、その人の身に着いた品性や価値だとすれば社会的経験や道徳的訓練などによって徳は備わるのだろう。そして、その徳によって社会的に価値のあ...
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慈悲の理想とは抜苦与楽 人々の身になって考える

⑥ 人間はどう生きるべきか 拙稿、仏教誕生-変化に対応した新思想で、釈尊はこれからの世の中には『慈悲』が必要だと説いたと書いたが、慈悲のあるべき姿(理想)をどの様に説いたのかを中村先生の講義で確認したい。仏教で説く『慈悲』とは-人々の身にな...
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男女の平等を世界で初めて説いた釈尊

⑤ 相手の気質に応じた対機説法 そもそも釈尊は何を覚ったのかについて中村先生は、NHKこころの時代/ブッダの人と思想:われ一切世間に違わずの中で次の様に講義されている。 「覚りというのは当人自身の事柄でしょう。それを言葉で概念化して伝えると...
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仏教誕生-世の中の変化に対応した新思想

④ 金がモノを言う世の中に新思想(従来のアンチ思想)が次々と誕生 洞窟で暮らし他の動植物たちと同じく自然界の法則の下で暮らして来た人類も2500年前に脳で創造した貨幣を誕生させてからは、脳で創造する世界が全てであり金があればなんでも支配でき...
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貨幣経済がはじまる-ネコに小判

③ 等価交換-ネコに小判イコール(同じ)の理解が等価交換を生む  貨幣が誕生してからは、金がモノを言う時代、つまり現代社会の構図となんら変わらないことを考えると、この貨幣誕生がその後の人間の生き方を変えたことなる。脳で創造した社会(脳化社会...
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貨幣の誕生と「知」の爆発

② 2500年前に「知」の大爆発が起こる現代人になってからまだ20万年-2500年余り前に貨幣を発明 養老先生によると現代人たるホモ・サピエンスが登場して20万年という。洞窟に住んでいた人類は道具を操り、言語も発する様になった。そして、人類...
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新【はじめに】

【このブログの主旨】脳の檻を抜け出し、身体の野性を取り戻す「最近、どうも息苦しい」と感じていませんか?それは、あなたの心が弱いからではなく、人類が20万年かけて築き上げた「脳化社会(理屈の世界)」が行き止まりに達しているサインかもしれません...
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